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「震災復興事業での鹿島建設社員の脱税事件」「国民健康保険料は自治体によって全然違う」「今の大阪では子供を産めない!」

大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 2021/07/01
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●今の大阪では子供を産めない! 前回、筆者は大阪は東京に次ぐ経済圏なのに、橋下氏が知 事になって以降、人口が減っているということを述べました。 この記事はネットニュースで配信されたくさんの方にリツィ ートされました。 が、維新の会の支持者と思しき方々から猛烈な反発も受けました。 「こいつのいうことはデマだ」 とのことです。 そしてご丁寧にも、この記事の発信元のまぐまぐにまで抗議が 寄せられました。 私としてもこれは捨ておくことができません。 なので、今回、この10年で大阪は本当に人口が減っているのか? どういう人たちがどういう形で減っているのか? をデータで明らかにしたいと思います。 筆者が前回述べたのは次のようなことでした。 ・橋下氏が知事について以来「10年の間」大阪は人口が 減り続けていること ・それは東京、愛知、福岡などには見られない現象であること ・大阪は橋下府政以降、急激に高齢化しており、これもほかの 大都市には見られないこと ・若年層が大量に大阪から脱出していることが考えられること これに対して、維新の支持者さんたちの反論の根拠は次の ようなことです。 ・2020年は大阪府は人口が増えている。 ・大阪の人口減は少子高齢化によるものだった しかし、2020年だけを切り取ってこの10年の流れを 無視するのは意味がありません。 筆者は橋下氏が知事になって以降の10数年の話をしている のです。 特に2020年は、新型コロナにより人の流れが停滞してい ており、人口動態が通常とは異常な数値になっていました。 この年だけ切り取るのは、ナンセンスです。

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  • 大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授。「正しい税務調査の受け方」や「最新の税金情報」なども掲載。主の著書「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)
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