先週の段階では、自分の予言が当たった気になっていたが、結果的に小池百合子という政治家のすごさを思い知らされることになった。
土曜日に選挙の応援にかけつけ、負けるはずだった都民ファーストを生き返らせ、自公の都議会過半数を阻むことになった。
私の読みでは、都民ファーストを応援して、10~20議席しかとれないと影響力も大幅に落ちるし、自公に嫌われることになるから仮病を使ったというのは先週にも書いた話だ。
仮病を使ったというのは、今でも当たっていると思っているが、仮病を使ったら、都民の同情が急激に集まり、都民ファーストが選挙でそこそこ取れるのではないかという情勢分析が小池氏に入ってきたのだろう。
すぐさま、応援にかけつけることにし、結果的に勝った。小池はまだすごい人気だということを見せつけた。
これは大きい。
本来過労で体調を壊しているはずだが、次もおそらく都知事選に出るだろう。公明党の反対もあって自民の候補擁立は見送りになるだろう。
仮病にしても、逃げるためだったのではないかもしれない。
過労で倒れてことにすると自分の人気が回復すると考えて仮病を使ったのかもしれない。
実際、仮病の後の自己演出は素晴らしかった。
リモートのときはわざと薄化粧にしてやつれた様子を演出した。
復帰会見のときは「どこかでバタッと倒れるかもしれないが、それも本望だと思ってやり抜く」と言明して、さらに人気を上げた。
そして選挙に応援に行き、快勝というわけである。
まさに小池劇場である
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