2021年 第 27 号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。
低気圧が停滞しています。各地で大雨。広島県や鳥取県では広い範囲で避難
指示が出ているようです。どうか皆さん、油断をしないで穏やかな週末を!
それにしても、悲しくなるニュースばかりである。
先週の土曜日(3日)に土石流によって大きな被害を受けた熱海の伊豆山で
は、まだ700戸あまりで断水が続いている。
今回の災害は、盛り土が原因だといわれている。
しかし、静岡県の川勝知事は、7月7日のインタビューでこう言っていた。
「天変地異の天災の新しい形。梅雨が長引いて、山が水を持ちきれなくなって
一部のところでそれが噴き出た。そして、その上にあった盛り土を一気に押し
流して被害を大きくしたと理解している」
耳を疑った。天災の新しい形? なんじゃそりゃ?
メガソーラーの建設に関係があるのではという記者の質問には、あのコトバだ。
「直接の因果関係は今のところ認められない」
これ、今年の流行語大賞にしたほうがいいんじゃないだろうか?
僕たちはここ2~3ヵ月あまり、一体メディアからどれくらいこの言葉を聞い
てきたことだろうか。
「直接の因果関係は今のところ認められない」
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