この夏から秋にかけて、マーケットの状況は、内外ともに良くな
いでしょう。
いよいよ今夜、日本時間で7月13日の夜、アメリカでは「6月の
消費者物価指数(CPI)」が発表されます。
アメリカ株式市場で「小幅な調整」が起こると、翌日以降の日本株
式市場では大幅調整が巻き起きてしまう危険があります。
それでも、7月いっぱいの内外の株式市場はなんとか持ち直すか
もしれません。
しかしながら、7月28日~29日はアメリカFOMCでは、
「住宅バブルの火消し」ということで、「テイパリングの前倒し」
が想定外に発表される可能性があります。
この夏から秋にかけて、余りにも高値圏にまで買い上げられてし
まったアメリカ株式市場を中心にして、内外の株式市場では「波
乱」が巻こる可能性が高いのです。
折しも、6月のFOMCでFRBは「リバースレポ・ファシリティ
ー」に0.05%の付利を付けることを決定しました。
その結果、「超大量にばらまかれたヘリマネが運用先に困っ
て、巡り巡ってFRB内部へ待避して豚積みされ始めている!!」
という、ある意味とても恐ろしい(かもしれない)珍現象が、アメ
リカの短期金融市場で始まっています。
6月末日には、この待避マネーは一時的にとうとう1兆ドル規模
に達してしまいました!!!
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