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嫌いな虫の話

ドクター畑地の診察室
ドクター畑地の診察室98.2021.7.18. 現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。 世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信! https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 現在、松阪市民病院統括副院長兼呼吸器センター長 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php **************************************** 嫌いな虫の話 少し真面目な話が続いたので、今回は医療とは関係ない話をしたいと思います。小さい頃はカブトムシやクワガタが大好きで、野原を駆け回ってはイナゴやバッタ、カマキリなどを手掴みで捕まえては遊んでいました。小学生の頃の夢は“大きくなったら、大きな雑木林を買ってカブトムシとクワガタをたくさん捕まえてみたい”でした。しかし大人になるにつれ、全くそのような思いはなくなり、小さい時に手掴みで虫を捕まえては遊んでいたことを思い出すと“よくそのようなことができていたなー”と思う始末です。 そんな虫の中でもとりわけ私が嫌いなのは、“蚊”“ゴキブリ”“蝿”なのです。特に蚊が飛ぶ音だけは生理的に受け付けません。COVID-19のパンデミックが始まってから、自主的にホテル生活をしている私ですが、この文章を書いている今、蚊が1匹ホテルの私の部屋に迷い込んで飛んでいるのが非常に気がかりです。飛んでいる蚊を叩いたわけではなく、右手で掴んだのですが、手のひらを開けてみると再び蚊が飛び立ち、この原稿を書いている今もまだ飛んでいるのが気がかりなわけです。本当は違うネタで記事を書いていましたが、急遽原稿を変更致しました。 普通の人だったら、ここで電気蚊取りなどを考えることでしょう。しかし私は喘息があり、電気蚊取りをつけた部屋で寝たところ、夜間苦しくて目が覚めた経験があります。したがって蚊取り線香を始めとする薬物や殺虫剤などで蚊を退治することができず、すべての蚊を退治するまで延々と探し続けることになるわけなのです。そうすると他の仕事が手につかなくなってしまい、必然的にこのまぐまぐを書くことができない→締め切り間近になって例の秘書に激怒されてしまうことになるわけです。

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