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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 081
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、生鮮ECについてご紹介します。
前回もスーパーマーケットの話で、生鮮小売の話が続きますが、今、中国で最も熱い領域になっています。
生鮮ECは、スマホで注文をすると30分から1時間程度で、野菜や肉、魚を宅配してくれるサービスです。似たようなサービスである新小売スーパー、社区団購がコロナ禍により大きく伸びたように、生鮮ECもコロナ禍で大きく躍進しました。
その大手2社「ディンドン買菜」「毎日優鮮」が米国の証券取引委員会に対して上場の申請を行い、毎日優鮮はすでに米ナスダック市場での上場を果たしました。
しかし、毎日優鮮は初日から株価が下落するなど、前途多難な船出となりました。それもそのはずで、両社とも創業以来黒字になったことがないのです。
赤字でも上場できる場合というのは、ビジネスモデルが評価された場合です。例えばサブスクサービスなどでは、赤字でも将来はかなりの確度で黒字化が期待できるので上場をすれば株価は上がっていきます。
しかし、生鮮ECのビジネスモデルはどうなのでしょうか。見方はさまざまで、現在のビジネスモデルでは黒字化は不可能だと考える人もいます。
そこで、今回は「ディンドン買菜」「毎日優鮮」の生鮮ECのビジネスモデルをご紹介し、2社がどのような黒字化戦略=出口戦略をとっているのかをご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 081
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▼目次▼
生鮮EC「ディンドン買菜」「毎日優鮮」が米国上場へ。生鮮ECの黒字化はほんとうに可能なのか
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