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バイデン、米中関係「総決算」ねらう 中国追い払う「準備完了」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/07/19
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立体化させた対中戦略 最大のウイークは消費 敵性国家の位置づけへ 冴えたバイデンの手腕 米国バイデン政権は7月20日、発足して半年経つ。この間に、外交政策では対中包囲網づくりに奔走し、同盟国の結束を固めた。国内政策では、4兆ドルの大型予算でインフラ整備などを提案。米議会は、与野党が3.5兆ドルで折り合いを付ける形となった。 バイデン政権が、外交・内政の面で従来にない動きを見せている理由は、中国を強く意識した結果である。「強い米国」を前面に出して、中国に侮られない国力を見せつけようという狙いにほかならない。米国は、中国について米国覇権へ挑戦する「敵性国家」という厳しい位置づけをした。これは、トランプ前政権の対中路線を引継ぐもので、さらに肉付けして同盟国を巻き込んだ一体的な対抗策を確立した。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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