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貞子第二メルマガ:スローダウンする成長と火を噴くインフレ~日本経済には「最後の輝き」が待っている!?~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/07/20
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「超楽観論」に裏付けられた昨年2020年の上昇気流があまり にも良かった分、この夏から秋にかけては、内外ともに株式市場 は荒れ模様でしょう。 アメリカ株式は余りにも高値圏にまで買い上げられています。 今は、日本株を除けば、債券(国債)も、あまりにも高値圏にまで 買い上げられています。 グローバル・マーケットは、この夏から秋にかけて波乱が訪れる ことでしょう。 アメリカではとうとう前年同月比5%増しのインフレが火を噴い ています!!! 年率に直すと10%以上のインフレです。 インフレが5%を上回るようになると、低所得者層を中心に人々 は暮らし向きが苦しくなったと感じて買い控えをするようになり ます。中小企業を中心に、価格決定力の低い企業は原材料費や人 件費などのコストアップインフレで経営が苦しくなり始めます。 FRBは早急に手を打たなければならない場面に来ています。 しかしながら、パウエルFRBは7月FOMCでのテイパリング発 表をためらっているように見受けられます。 そういった中、アメリカドル国債10年物の金利(=長期金利) は、再び1.20%台にまで低下。 グローバル市場では、長期資金の分野でも、株式市場に先んじて 「質への逃避(=株式などのリスク資産からマネーが国債という 安全資産へと逃げ込むこと)」が既に大規模に始まっています。 さらに、先週号でもお伝えしましたように、アメリカ市場では、 短期資金分野でも、株式市場に先んじて1兆ドル規模で「質への待 避」が既に始まっています。 さて、ガバナンスを失った菅政権は、日本財務省の反対を押し切 って「30兆円規模のバラマキ」を実現させる勢いがまだ残って いるのでしょうか????はなはだ疑問です。 「元先進国」の日本の経済の最大で最後の救いは、「30兆円規模 のバラマキ」ではなく、夏から秋にかけてのグローバル市場の混 乱が収束して、マーケットに再び「リスクオン」が再び戻って来た 暁に、本格的な「日本売り」「円安」が始まることでしょう。その 時、日本株式市場には「最後の輝き」が訪れることでしょう。

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