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セクシー心理学GOLD 2021-07-21
第676曲
マインドフルネスで疲労がなくなる!
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こんにちは。ゆうきゆうです!
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、こんな話をお届けいたします。
◆ マインドフルネスを知っていますか。
あなたは「マインドフルネス」というものをご存じでしょうか。
このGOLDでも以前に説明したことがありますが、一言で言うと
「今この瞬間をハッキリと意識すること」
になります。
自分でも驚くほどシンプルに説明しました。
はじめて聞いた方にとっては
「何だ、そんなこと? そんなの普段やってるよ?」
と思うかもしれません。
しかし実際、どれだけの人が現実に行っているかというと、疑問です。
それこそご飯を食べているときに、ハッキリと味や食感を認識する。
「あ、柔らかい…。それにあったかい…。なんかほんのりしょっぱくておいし
い…!」
などのように、いかにもグルメマンガの描写をするかのように感じること。
(もちろん、明確に言葉にしないとダメ、というわけではありません。感覚だ
けでOKです)
このようにしっかり意識することがマインドフルネスです。
そしてこれを日常のすべての瞬間で行うことが何より大事、というのがマイン
ドフルネスの考え方です。
ただ現実的に、我々は、ほとんどすべての瞬間を「なんとなく」行ったり、ポ
ヤッと他のことを考えて行ったりしています。
ご飯を食べながら
「あぁ、あの人からメール来ないなぁ~…」
「あ、このテレビ面白い…」
「そういえばあのときにこんなことがあったなぁ…」
なんて別のことを考えていることも多々あります。
もちろんそんな具体的な思考以外に、ただ何も考えていないときもあります。
どちらにせよ今の「食事」という感覚を忘れ、ただ漠然とご飯を胃の中に詰め
込む…という作業しかしていないことも多いはずです。
これは食事に限らず、日常すべての瞬間でも言えます。
歩行、通学、通勤、勉強や仕事、また誰かとの会話。
さらに入浴や就寝まで、大半の行動を「自動」で行っており、ほとんど無意識
にすべてが終わっている、ということもあるのではないでしょうか。
それこそが、マインドフルネスの逆こと「マインドレスネス」です。
「心がない」という意味になります。
それでは意味がなく、だからこそ「マインドフルネス」を実践していこう、と
いうのが、このマインドフルネスの考え方です。
ただこう言うと
「分かった分かった、マインドフルネスは重要なんだな、自分もいつかやって
みるよ」
と思う人もいるかもしれません。
おそらくマインドフルネスという概念を聞いた人の多くがそう思うことでしょ
う。
それこそ「やってもやらなくてもいいけど、やった方が楽しいような、ちょっ
とした考え方」として取っているのではないでしょうか。
自分自身もそう思いました。
しかし。
このマインドフルネスには、我々にとって、想像以上に重要な「意味」があっ
たのです。
◆ 疲労は三種類ある?
ここで人間の「疲労」について考えましょう。
実は人間の疲労は「肉体の疲労」と「脳の疲労」の二つに分かれます。
そして「脳の疲労」は、さらに二つに分かれます。
それこそが
・ネガティブなできごとによる疲労
・マルチタスクによる疲労
の二つです。
これはとても重要な事実なので、覚えておいてください。
一段戻りますが、まず「肉体の疲労」というのは、文字通り体そのものの疲労
です。
筋トレを行ったり、長時間においてマラソンを行ったり…。
そんな風に肉体の運動量が多くなりすぎると、人は疲労します。
とはいえ、我々の普段の生活で、そこまでの運動量が行われることはレアです。
すなわち我々が感じる「疲労」とは、ほぼイコール、「脳の疲労」になります。
そして先ほども言った通り、脳の疲労は、二つあります。
まず一つが「ネガティブなできごとによる疲労」。
たとえば大切な人がなくなったり、ショックなことがあったり、または誰かか
ら悪く言われていたり…。
そんな風に、明確につらいことがあった場合、人は当然ですが、心が疲労して
しまいます。
これは当然ですね。
ただ、誰でも毎日のように、そんなショックなことがあるわけではありません。
多くの人は、「特につらいことがあるわけではないけども、それでも漠然と疲
れてしまう」ということを体験しているはずです。
そのメインの理由こそが「マルチタスクによる疲労」なのです。
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