〖7〗裁判員制度
平成16年5月21日「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が,成立し,平成21年5月21日から裁判員制度が始まりました。
裁判員制度とは,国民が裁判員として刑事裁判に参加し、被告人が有罪・無罪かどうか、有罪の場合どのような刑にするかを裁判官と一緒に決めてもらう制度です。
国民が刑事裁判に参加することにより,裁判が身近で分かりやすいものとないます。
そして,司法に対する国民の信頼の向上につながることにもなります。
国民が裁判に参加する制度は,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,イタリア等でも行われています。
裁判員制度の対象となる事件の代表的なもは次のようなものがあります。
1,人を殺した場合(殺人)
2,強盗が,人にけがをさせ,あるいは,死亡させてしまった場合(強盗致死傷)
3,人にけがをさせ,死亡させてしまった場合(傷害致死)
4,泥酔した状態で,自動車を運転して人をひき,死亡させてしまった場合(危険運転致死)
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)