第170号(2021年7月23日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもお読みいただきありがとうございます。
また、コメントやご質問、ご相談も頂戴し、本当に嬉しいです。
今週号のメルマガですが、
まず【1】のコーナーでは、先週に引き続き、
【相手との関係を守りながら、目的を達成する紛争解決のための戦略】についてお話ししています。
効果的な言い回しについては、先週号でご紹介しましたが、その言い回しが適切に機能し、相手と言い争いになっても、
関係を壊すことなく、それでいて、きちんとこちらの考えも受け入れてもらうための要素についてお話しします。
内容は、本編をお楽しみに。
次に、国際情勢ですが、今週もいろいろな動きがありました。
一つ目は、いよいよ今日から東京オリンピック2020が開幕しますが、【オリンピックfiasco】です。
入国後のPCRでコロナ陽性が判明したウガンダの選手団ですが、コロナ騒ぎが一段落したかと思ったら、
20歳の選手が逃亡し、日本で働こうとしたとか。名古屋で捕まりましたが・・・・。
そして、海外から日本入りしている選手にも次々と陽性が判明して、出場辞退するアスリートまで出てきました。
そして、組織委員会がらみでは、音楽担当と演出担当が相次いで辞任に追い込まれるという異常な事態が起きています。
コロナ感染が再拡大の様相を見せている中、開幕されるオリンピックという、普段とは違った心情でのスタートに、
思い切り冷や水を浴びせかける状況にあきれてもいます。
そんな中、スポーツを通して人々に夢と希望を与えたいと思い、黙々と準備に勤しむアスリートも本当にたくさんいます。
まさに開催日の今日も含めて、fiascoと言わざるを得ない混乱ぶりですが、
アスリートたちの戦いと雄姿を応援したいと思います。
二つ目は、【再度緊迫が高まるアフガニスタン情勢】についての考察です。
8月末までに駐留米軍の撤退が決まる中、国内情勢の不安定化と、
アフガニスタンを取り巻く地域の国々の思惑が入り乱れる状況になってきています。
ニュースの目は、南シナ海や台湾を舞台にした米中対立や、不気味な沈黙を保つロシアのプーチン氏の動静、
また暴れだしたトランプ氏などに向いているように思われますが、
もしかしたら、アフガニスタンが再度、国際情勢の今後を占ううえでの“台風の目”になるかもしれません。
今回【2】の【国際情勢の裏側】のコーナーでは、
その【アフガニスタン情勢と国際情勢へのimplications】と題してお話しします。
今回もいろいろなお話しをしますが、どうぞお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
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