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ボランティアを崇める弊害と価値観

FROM LA TO JAPAN
  • AJ
  • 2021/07/25
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自然災害が起きて、もし自分が被災した場合、助けが必要になる。 家を失ったり、ケガをしたり、家族を失ったりしても自分の命がある限り、 多くの人に支援してもらってまた立ち上がらなくてはならない。 今年7月に、大雨による土砂災害が熱海で起きた。原因はさておき、多くの家が流され、土石流による死者も出た。 こういう災害があれば、どこにでも駆けつける「スーパー・ボランティア」とマスコミに名付けられた人がいる。 「スーパー」だとか「カリスマ」だとか、とかく日本人は持ち上げることが大好きな国民だと思う。 個人的な意見だが、私はボランティア活動に、「スーパー」も「カリスマ」も必要ないと思うのだ。 日本はアメリカに比べ「ボランティア」を高く評価する。 その中でさらに、「スーパー」とか「カリスマ」とかいうワードが取り付けられると、 我々も「とんでもない凄い人」と思わざるを得ない。まさに「スーパー・ボランティア」とは、正義の味方であり、 すごく偉い人という印象を植え付けられてしまう。そういう人が別の意味で祭り上げられていることを凄く残念に思う。

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