早起き

ドクター畑地の診察室99.2021.7.25. 現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。 世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います！おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者（肺癌、喘息、COPD、肺炎など）を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説＆ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信！ https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身　自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 現在、松阪市民病院統括副院長兼呼吸器センター長 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け！radioを聴いてらんらんらん（lung lung lung）」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 早起き 小さい頃から私が最も苦手だったのが“早起き”でした。今となっては、どれだけでも眠ることができたあの頃が懐かしいです。最近では、眠くて眠くて起きられないのは、2日酔いの朝と相場が決まっています。“早起きできない”より“眠ることができない”方が切実です。お酒を飲んだ時以外は、必ず夜中に目が覚めてしまいます。そして目覚めたら必ずトイレに行きます。ついでに夜中、目が覚めたついでに少しトレーニングしようと、両足を水平にしながら20度位の角度で上にあげ、そのままの状況で20秒保持する、そしてその後腕立てを10回、そんなことしていると、ほぼ確実に眠れなくなるので、最近ではどれだけ小用をしようと思ってもトイレに行くのをやめ、そのまま寝てしまうことにしました。そんなことを2度程繰り返して朝4時半くらいになり、そこからが私の本気トレーニングの始まりなのです。 まずはお腹を押さえての腹筋の確認、徐々に育ってきて脂肪が落ちた自分自身のお腹に自己満足することから始まります。そして足を水平にあげて20秒間保持、腕立てを10回行ってからシャワーを浴びます。シャワーの後は、早歩きでの散歩に出発します。 その散歩ですが、歩行距離が次第に伸びてきました。当初は、宿泊先のホテルから勤務先の松阪市民病院まで、まわり道をしながら4km程度を歩いていましたが、最近では距離を伸ばし、途中に朝マックと松坂城の天守閣跡に寄り道して10km程度の道のりをせっせと歩いているわけであります。