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第652回 感染予防に効果的な食事、デジタル人民元の導入か?ブラウン博士が見たコロナの起源
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▼今回の記事の要約
まず今回も、新型コロナウイルスに関する最新の研究結果を紹介する。今回は明るい話題である。新型コロナウイルスの拡散が止まらなくなっているいま、重要な情報だと思う。
最新の研究結果によると、野菜中心でコーヒーを少なくとも一日一杯飲むようにすると、免疫力が高められ、新型コロナウイルスの感染予防効果がすごく高まったことが実験で確認された。一方加工肉を食べると、免疫力が弱まり、感染の可能性が高まることが分かった。
次にメインテーマとして、「デジタル人民元」の進捗状況をお伝えする。日本でも世界でも新型コロナウイルスのパンデミックのニュースで持ちきりとなっているが、その間に「デジタル人民元」は大きな進展を見せていた。中国国内の実証実験でその有効性が証明される一方、「デジタル人民元」を国際決済通貨として使う動きすら出てきた。水面下で大きな転換が起きそうだ。
最後に、リモートビューイングの研究者でありエモリー大学教授のコートニー・ブラウン博士が見た、新型コロナウイルスの本当の起源につぃて紹介する。このメルマガで何度も紹介したビリー・マイヤーのコンタクト記録と同じようなことを言っている。必見だ。
▼研究で明らかになった感染予防の食生活
それでは今回最初のテーマを書く。科学的に明らかになった感染予防に効果的な食生活についてである。
7月28日、東京では過去最高の3177人の新規感染者を記録した。また全国の感染数も9500人を越えている。こうした数字を見ると、感染拡大の抑止を目的に発令されている緊急事態宣言の効果は、実質的にまったくないといってよいだろう。高齢者を中心のワクチン接種が進み重症化するリスクは明らかに小さくなっている一方、ワクチン未接種の30代から50代の人々の重症化が目立っている。これによって病床が逼迫し、医療崩壊も心配されている。
一方、ワクチンのリスクがあるので、接種を控えるか、または国産ワクチンが供給されるまで接種を遅らせる選択をする人々も増えている。そのような状況なので、やはりとにかく新型コロナウイルスに対する効果的な感染予防の対策が求められる。
●コーヒーを飲み野菜を食べること
「ノースウェスタン大学シカゴ校」の「ファインバーグ医学部予防医学科」の研究者らは、野菜を多く含む健康的な食生活と1日1杯以上のブラックコーヒーが、新型コロナウイルスの予防に役立つ可能性があることを新たに発見した。この研究結果は、栄養学の学会専門誌、「Nutrients」に掲載された。
Nutrients.
https://www.mdpi.com/2072-6643/13/6/2114
これは、新型コロナウイルスの予防における特定の食品摂取の役割を調べるために、集団データを用いた初めての研究になる。論文の主筆である「ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部予防医学科」のマリリン・コーネリアス準教授は、人の栄養状態は免疫に影響を与え、免疫系は新型コロナウイルスを含む感染症に対する個人の感受性や反応に重要な役割を果たすと述べている。
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