オリンピックがついに始まり、予想通り、国をあげて浮かれ切っている。
無観客もほとんど違和感がないが、開会式の演出は明らかに無観客を予定して準備していたのだろう。
客席が明るく輝いて、むしろ美しかった。
下手に客がいればあんなにライトを当てるわけにいかないだろうから、無観客でよかったということだろう。
さて、日本という国はスポーツ選手の親は何をしても許されるようだ。
モーニングショーでいつものように玉川徹氏が、中国の選手のあり方を国威発揚のためにスポーツをやっていると非難した。
そこまではよい。
それから30分もしないうちに、卓球で伊藤という選手が金メダルを取ったのが絶賛されたのだが、その親の子育ても絶賛されていた。
なんと幼児期から朝の2時まで練習させていたという。
もし、幼児に朝の2時まで勉強させていたら、虐待という非難がごうごうとあがるだろう。
しかしスポーツの選手ならそれが絶賛される。これが国威発揚のためでなくて何なのだろう。国威発揚のためなら子どもの人権が無視されるのなら中国を笑えない。
夜の2時まで勉強をやらせることで勉強嫌いになるリスクがあるが、すごく才能が開花したら国のためになる。スポーツではまさに国威発揚の効果はあっても国のためにはならないだろう。
国力が落ちてもメダルをとれればいいということで破滅したソ連や東ドイツと同じことだ。
学力で韓国に負けてもオリンピックで勝っているからいいと思う心理が蔓延しているように思えてならない。
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