ドクター畑地の診察室100.2021.8.1.
現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。
世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信!
https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/
三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる
現在、松阪市民病院統括副院長兼呼吸器センター長
診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当
https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php
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100回目
まぐまぐの原稿を書き始めてから、今回で100回目となります。中学生時代以来、何事も三日坊主で、勉強する時も新しい参考書を買っては最初の5ページだけ勉強してすぐに飽き、また新しい参考書を買って最初の5ページだけ勉強して・・・を繰り返していた私です。“よくここまでよく続いたものだ”と思い、これもひとえにご支援していただいている読者の皆様のおかげと感謝しながら記事を書いています。
この2年間で色々なことがありました。COVID-19が流行する前の頃は、毎週のように東京出張があり、行き帰りの新幹線の中でこの原稿を書いていたわけですが、昨年の2月以降、東京への出張がぱったり無くなってしまい、当初目論んでいた“移動新幹線の車内で原稿を書く”作戦が出来なくなってしまいました。色々な場所で、週3回程度参加していた講演会は全く無くなったかと思いきや、(昨年の上半期は殆ど講演する機会はありませんでした)昨年の下半期からはWebでの講演会が全盛となり、場所移動をしなくても良いこともあって1日ダブルヘッダーで講演可能となり、かえってCOVID-19前より増えてしまったのではないかと思います。
しかし、Webでの会議やWebで講演を行って常々思うことは“やっぱり現場で参加して直接お話しした方が圧倒的に良い”ということです。どれだけ素晴らしいオーディオ装置で楽曲を聴いたとしても、やはりライブにはかないません。それと同様に、どれだけ素晴らしい内容の話をWebで行っても、その場で直接話すことに叶わないと思う次第なわけです。
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