第522号
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岩上安身のIWJ特報!
日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速!
日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に!
岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー
外交安全保障編
(その3)
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(その2)の続き
小西議員は、中国は日本の隣国であるのだから中国とは仲良くすべきだが、ミ
ャンマーや香港への対応をみると、今の中国は国連秩序を守っていないと批判。
岩上は、米国は国連をないがしろにし、逆に中国が国際秩序とは国連のことだと
主張し始めていると指摘した。さらに、習近平主席のもと、現在の中国共産党は
、第2次大戦中に宿敵の国民党・蒋介石がカイロ会議に出席して英国のチャーチ
ル首相や米国のルーズヴェルト大統領と戦後の国際秩序について話し合った業績
を、中国の近現代史として「再評価」することで、あたかも共産党支配下の現在
の中国が国連のファウンダー(創設者)であったかのようにふるまい、米国が国
連を空洞化させている間に、共産党の業績に継承し、国際秩序のリーダーにとっ
て代わろうとしていると読み解いた。
安倍政権の外交問題について、小西議員は、2014年に中国と4項目の合意文書
を作ったが、尖閣諸島に関する領有権問題が中国の発表と日本の発表で食い違っ
ていたと指摘した。岩上は、2016年にロシアのプーチン大統領を安倍氏の地元で
接待した際に、日本側は経済協力で3000億円を提供するとしたものの、北方領土
問題については2島どころか4島すべての返還が遠のいた、ロシアとの外交は大い
なる失敗だと述べた。
(記事目次)
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