━━━━━━━━━━━━━━━
垣屋美智子の「キイトク」
Vol.67 - 2021年8月2日
━━━━━━━━━━━━━━━
毎月 第1月曜日・第3月曜日発行
━━━━━━━━━━━━━━━
さて今回は以下の内容でお届けします。
━━━━━━━━━━━━━━━
Vol.67 - 2021年8月2日号の目次
・多様性のある働き方、生き方とは
・Q&A:女性の社会進出で起きる旧姓通称利用の限界
・意味ないアドバイス、役に立ったアドバイス【キャリア編】
━━━━━━━━━━━━━━━
Q&Aコーナー
さて、本日の質問です。
Question:
夫婦別姓を認めない民放と戸籍法について、「合憲」という判断が下されましたが、これについて垣屋さんのご意見を伺いたいです。
また垣屋さんご自身は、お仕事やプライベートで旧姓を使っていらっしゃいますでしょうか?もしそうであれば、その使い分けについても教えていただく思います。
Answer:
ご質問ありがとうございます。
夫婦別姓問題は私の中では考えれば考えるほどイラつくので、あまり深く考えないように生きていましたが、今回こういうご質問を頂いたので、今回は、心のうちをお伝えしようと思います。ちなみに垣屋美智子は私の旧姓です。
まず、未だに日本が夫婦別姓が違憲と言っていることに本当に驚いています。夫婦同姓を法律で義務付けているのは世界でも日本のみで、国連からも03年と09年に「差別的」ということで勧告を受けています→
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062300814&g=soc
この変わりゆく家族や個人のライフスタイルに夫婦同姓は全く合っていません。しかも、夫婦同姓が合憲の世の中では、女性の方に100%負担があり、私からすると「本気でキャリアに影響するんで、男女格差のない世界とかESGとか言っているなら、まず夫婦別姓について取り組もうよ」って感じです。
<夫婦同姓を義務にしたところで進む家族の形の多様性>
まず、夫婦同姓賛成論の人の意見として、子供がかわいそうというのがありますが、これもはっきりいって時代錯誤な意見ですね。
私は子供は海外の学校に行っていますので、
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)