ヒント:FY2021で獲得したアクティブユーザー数は130万人です。
この記事はゆべしさんとの共同制作です。
本日は、2021年7月7日にロンドン証券取引所に上場した手数料が激安の国際送金サービス「Wise(ワイズ)」について、決算情報やKPIを元に解説していきます。
Wiseは、2011年創業の国際送金サービスを運営するフィンテック企業で、以前は「Transferwise」というブランド名で知られていましたが、創立10周年を迎えた2021年に、ブランド名を「Wise」に変更しました。
Wiseの時価総額は、2021年7月7日の初値ベースで79億ポンド(約1兆2,100億円)となり、ロンドン証券取引所におけるテクノロジー企業の新規上場で、過去最大を記録するなど、株式市場からも非常に注目されています。
今回の記事では、そんなWiseについて、記事の前半ではWiseの特徴や国際送金市場のトレンド、決算情報を解説し、記事の後半では取扱高やアクティブユーザー等の主要KPIを元に数字からWiseのビジネスを紐解いていきます。
また、最後には、同じく決済領域のフィンテック企業大手PayPalとの比較も用意しています。
Wiseのことを知らなかった方でも、学びのある記事になっていると思いますので、是非ご覧ください。
※この記事では1ユーロを100円として、日本円表記しています(1ユーロ = 100円)。
激安国際送金Wiseとは?
Wise plc Prospects July 2021
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