2021年 第 31 号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。
今日の尼崎は、台風の予兆なのか、とても強い風の一日でした。
この週末は台風が日本に直撃するかもしれません。
どうか皆さん、お気を付けて。この暑さで停電にでもなったら、
ほんとうにたまったものではないですね。心配です。
それでなくても、台風がいったあと、来週明けの台風一過は、
とても熱い一日になりそう。皆さん、コロナよりももしかすると、
この季節には熱中症で倒れる確率のほうが高いかもしれません。
総務省・消防庁の発表によれば、今年の7月は週ごとの搬送者数が
前週の1・8倍のハイペースで増加したそうで、6月・7月の二カ月
間で、熱中症による搬送者数は約2万6800人だということです。
これは、前年(2020年)同時期の、1・7倍だということ。
・・・マスクをしたまま、暑さに倒れている人もたくさんいるのでは
ないかと思うと、ほんとうに辛いです。
患者さんから、「救急車の音がひっきりなしに聞こえている。コロナ
が恐ろしい勢いで拡大しているんじゃないか」という不安が異口同音
に聞こえてきますが、おそらく、その半分以上は、熱中症によるもの
ではないでしょうか。
しかし、熱中症のピークはまだまだここから、だ。
毎年、8月第2週と第3週の緊急搬送がダントツに多いことがわかっ
ている。実に6月~9月の搬送者数の約4割以上がこの2週間に集中
するのだ。
ここにコロナ緊急搬送が重なるのが今年の恐ろしさ。
今年のお盆は緊急事態宣言とまん防で、人流が減るから、そうはなら
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