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「ゼロコロナ病」の本質 ~「言葉だけ」で物事を考える人は、「数字だけ」で物事を考える人と同様に完全な「基地外」である~

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
前回のメルマガでは、新規感染者数が増えれば、おおよそ17日後に重症者が増えるというおおよその関係があること、そして、その時点での重症者数は、(その17日前の)新規感染者数の約1割だという関係があるというお話しをいたしました。 そうすると、この下のグラフの7月下旬までの推移のように、実際の重症者数を、新規感染者数からおおよそ正確に「予測」できます、というお話しをさし上げました。 https://foomii.com/00178/2021073112294583088?token=nm3oHl6pgz1DppL4eN7upsZsMqsUx0clRGUWA3jpzioUc5atZ0tjhiBfafeouPY8 で、これを使うと、これからの重症者数の推移を予測できます、と申し上げました。 ただし、以上のシミュレーションの前提は、「皆がワクチンを打っていない」という前提なので、実際の重症者数はこの予測値よりも「低い水準」になる可能性があります、と指摘していました。 ……で、実際にどういう様に推移したのかをこの一週間確認してみたところ、次の様になりました。 https://foimg.com/00178/StnNZx ご覧の様に(残念ながら)、ワクチンが無い、という前提で行った重症者数のシミュレーション予測値と、現実の重症者数の予測値が一致しています。これからどうなるかもちろん分からない所ではありますが、この推移を見るに、ワクチンを打っても重症者を減らすという効果はSaしてない可能性が示されています。 しかし、重症者数でなく死者数の推移を見てみると、「劇的」とも言いうるワクチン効果が見て取れることとなりました。

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