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貞子第一メルマガ:グローバル規模で感染拡大するデルタ変異種~アジアの供給寸断が米で「スタグフレーション」を巻き起こす?~

資産形成・マクロ金融deあそぼ♪ − 貞子ちゃんの連れ連れ日記
《抜粋》 アメリカ株式市場は、昨年の第二四半期から、「人類は新型コロナ との戦いで勝利する!」という「超楽観論」に基づいて、「1年後 の景気回復と企業業績の大幅改善」を見越して、それを先取りし て上昇してきたところがあります。 その目標を堂々とクリアした今、もしかしたら、今現在のこの夏 あたりが今年のアメリカ株式市場の「ピーク」「天井」になるかも 知れません。 「東アジア・東南アジアでのデルタ変異種の感染拡大」が酷いこ とになっています。 東アジア・東南アジアでは港湾や工場などの操業が滞ったり、ス トップしているところが続出。 「デルタ変異種のグローバル規模での感染拡大」が、グローバル 規模でのサプライチェーンを寸断しているのです。 これが、アメリカ国内にも巡り巡って跳ね返って来て、アメリカ 経済に「スタグフレーション的な効果」を及ぼす可能性が懸念さ れています。 いざ「スタグフレーション懸念」が台頭すれば、しばらく安定的 に推移してきたアメリカの長期金利も上昇へと反転するかもしれ ません。 今のアメリカ株式市場の株高は、アメリカの長期金利が低位水準 であることで「正当化」されているところが強いです。 「スタグフレーション懸念」から「アメリカの悪い長期金利の 上昇」が始まったら、「株高の正当性」は崩れ始めます。 一方、日本の政治経済は、「元先進国」に落ちぶれつつあります。 2021年の日本では、菅政権がコロナ対策として「数十兆円規 模の補正予算」を用意しても、行政(官僚機構)が実行する能力 を既に失っています。 あるいは、行政(官僚機構)は、確信犯的に実行をサボタージュし ているのかもしれません。 どちらにせよ、2021年、「日本の行政および官僚機構は急速に 劣化している」現状が白日の下にさらされました。 しかしながら、日本株式市場はこの劣化を既にほぼ織り込み済み でしょう。 日本のワクチン接種も遅まきながら2021年末までには 「集団免疫」を獲得できる見込みです。

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