米中抗争、コロナで思わぬ展開に
「厄介な体制抗争」
米国のトランプ前政権が仕掛けた中国攻撃によって、世界貿易が縮小し、世界経済に少なからぬ影響をもたらしましたが、バイデン政権に代わっても、両国の軋轢は一向に改善していません。否、むしろバイデン政権は民主主義対専制国家の戦いと言い、人権問題も含めた制度面での中国攻撃に出ている分、トランプ政権時以上に厄介な面があります。
非人道的な習近平体制を揺さぶるために、西側民主諸国は協調して北京冬季五輪をボイコットしようとの動きも見せています。政府関係者だけのボイコットならまだよいとしても、モスクワ五輪のように選手までボイコットさせると、「冬季五輪」がアジア冬季大会になってしまい、習近平政権の面目は丸つぶれで、政権を揺るがしかねません。
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