■お金で困らないために今からやるべきこと
未来のことは誰にもわからない。だが、未来は毎日の積み重ねだ。
毎日をどう過ごすかが重要だ。未来に自分がハッピーでいるために、
大切なことは「お金」と将来への「見通し」「心づもり」だ。
お金について大切なことは、お金に困らない、困らせられない3つ
の原則を守ることだ。すなわち、収入の範囲内で生活すること、原
則借金をしないこと、この2つを生涯守ることだ。
そして「お金と上手につき合うこと」だ。支出は清く、正しく、楽
しくあるべきだ。ある程度の金融資産ができたら資産運用、投資を
考える。将来への安心安全につながる可能性が高まる。
「お金」とともに大切なことが将来への「見通し」「心づもり」だ。
登山にたとえると「どの山に登るのか」「頂上を目指すのか景観を
楽しむのか」などのゴールを設定する。
その上でゴールを達成するための「見通し」を持つ。そのためには、
「どんな手順で頂上へ至るか」ルートを描き「そのルートが正しい
か」のチェックもすることになる。
★
「これからどんな人生を送るのか」イメージすることだ。資産づく
りのプランがより具体的になる。「40代」は、仕事も人生も充実し
た時期だ。豊かな老後のために、この時期の過ごし方が最も大切だ。
転職や再就職する可能性も十分ある。自分のスキルを磨く、キャリ
アチェンジなど、収入アップにつながることはもちろん、これから
の人生で長く続けられる仕事と出会えるかも重要だ。
お金に関する知識も深めておくことだ。お金を自由に使えるおひと
りさまなら、浪費に注意し、iDeCoや、つみたてNISAを増額するな
どリタイア後を視野に入れたお金の使い方を意識するべきだ。
★
「50代」は、老後資金準備に向けたラストスパート期だ。50歳以降
「ねんきん定期便」で年金予定額も確認できる。65歳以降の生活も
より具体的にわかってくる。それを元に家計を見直しておくことだ。
この時期に、これまでと同じような感覚でお金を使っていると、資
産が減るスピードが加速する。収入が減る60代以降を見据えて、収
入があるうちにしっかり貯めておくことだ。
「60代」は、働き方をペースダウンしつつ、趣味や楽しみに時間が
使える時期といえる。たとえ親の介護に直面しても、できれば仕事
は辞めないことだ。
60代の前半で、家計や保険などをダウンサイジングすることも必須
だ。年齢を重ねると、これらの見直しは億劫になってしまいがちだ。
元気なうちに早めの対処をしておくことだ。
「70代」になれば年金の受給も始まる。老後生活にシフトしていく
ことになる。終活を始めたり、終盤期の生活について具体的に動く
時期だ。
★
一生を元気に楽しく過ごすための「5つの心得」がある。まず生き
ている間は、何かしら仕事をし続けるkとだ。もちろん、稼げたほ
うがいい。だが、仕事はあくまでもライフワークと心得ることだ。
二つ目に「お金」と常に向き合うことだ。お金はたくさんあればあ
るに越したことはない。だが、お金は「限りあるもの」でもある。
ある範囲でほどほどに使うことが大切だ。
三つ目は、どこに住むのかを考えることだ。住む家のことは、常に
「見直しプラン」を立てておくべきだ。
四つ目は、地域に親しむことだ。たとえば、サークルに入るとか、
ボランティアに参加するなどだ。地域の仲間を作ることで、人生後
半の生活が潤うはずだ。
五つ目は「易不易」を常に判断することだ。常に「変えるべきこと、
変えてはいけないこと」は何かを考える。そして「変わらないこと」
を常に大事にすることだ。
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