第407号 その2 2021.8.17発行
第225回「マウントをとる“煽り医者”がわかっていない患者虐待の実態」
8月10日、フジテレビ『バイキングMORE』に出演した長尾和弘医師が「明日から5類にしてほしい」等々発言したことが大反響を呼んだ。
ツイッターなどに賛同の声があふれ、「バイキング」がトレンドワード入りしていたらしい。
たちまちネット記事としてもその発言内容が取り上げられ、
●5類にすれば、開業医による早期診断・即治療が可能
●すぐに入院が必要な人は開業医が直接依頼
●濃厚接触者の健康観察、入院先の割り振りが不要に
●「イベルメクチン」という特効薬があって、誰でも使える
というふうに発言内容がまとめられて拡散された。
ただ、この記事では、私が重要だと思った発言が拾われていなかったので、ブログに書き起こした長尾医師の発言内容と合わせて、詳しく解説しておきたい。
■ふじみの救急病院にはなぜ重症患者が集まるのか
この日の『バイキング』では、5類引き下げについて、ふじみの救急病院の鹿野晃院長が、次のコメントを出していた。
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