■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□
<1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>
ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1175
<Vol.1175:オリンピック後の社会的なアパシー>
2021年8月11日:失策と日米の政局
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
過去の論考/業務の案内
http://www.cool-knowledge.com/
有料版の登録/解除
https://mypage.mag2.com/Welcome.do
購読方法や、届かないことについての問い合わせ
→ Reader_yuryo@mag2.com
*スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。
改行なしは、メーラーの幅の調整により、読みやすくなります。
著者Systems Research:吉田繁治
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
急に、屋根と窓を叩く、沛然(はいぜん)とした雨(午後2:20)。九州や中国地方より穏やかでしょうが、連日、黒い雲が垂れこめ、外は暗い。
地上はコロナ変異株、天は異常気象、社会はアパシー、日米は首長交代の政局。米国のインフレ懸念のなか、金融相場の世界の株価は史上最高です。
【金融市場で起こっていることの本質】
資本主義の、社会経済の基礎が、崩れたような世界に見えます。日米欧の中央銀行(FRB、ECB、日銀)による総計1200兆円の増刷が銀行間の株と債券の売買に回り、株価の「平穏」が保たれています。
これは、過剰なレバレッジ(信用乗数)による「銀行間デリバティブ下落危機だったリーマン危機」を超える、増刷額です。ところが、リーマン危機あとの中央銀行のマネー増発が何を生んだか、12年後の今も定説化されていません(経済学の堕落)。
【国債発行と通貨の増刷】
リーマン危機のあとの国債の増発により、
・使い尽くした政府信用(返済と利払いが可能な範囲)の代わりに、
・中央銀行の信用を使うマネーの増発(中央銀行の負債の増加=B/Sの規模の増加)が一体どういうことなのか、経済学は極めてはいないのです。経済学の教科書には、この記述はない。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)