2021年 第 33 号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。
豪雨被害と、第5波が一気に押し寄せている2021年晩夏。
皆さん、ご無事ですか? 生きていますか?
そして、先週のこのメルマガに、たくさんの励ましメールを頂
きました。心からお礼を申し上げる。
皆さんの優しい言葉が、僕の精神安定剤だ。
「私は2年もお盆に里帰りできていないのに、なんでバッハ
会長は、ひと夏に2回も、日本に来られるの?」
と嘆いている人がいて、ほんま、その通りだと思いました。
しかし、デルタ株は本当にすごい威力。今までとは違う病気
に思えるほどです。発熱外来は、どんどん若い人が増えています。
あるいは、子どもちゃんも。
感染した時の体内のウイルスの量が、従来株と比べて遥かに
多く、排出する量も増えます。だから、感染力も強烈です。
今までと違って、陽性患者さんで下痢を訴える人が増えました。
今までは「味覚がなくなる」という人が多かったのですが、今
回は「塩気を強く感じる」という逆の症状を訴える人も多いよう
です。
とても元気そうな若い人のCTを取ると、すでに肺は真っ白と
いうこともあり、驚きます。酸素飽和度もそれほど下がっていな
くとも、肺炎だけは進んでいるというのも気になります。
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