No.481 (2021年08月22日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
「YouTubeに動画もないような人は信用できない」という時代が来たらどうする?
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インターネットとSNSの時代というのは、個人が自己表現メディアを持つ時代をもたらした。普通の人もTwitterやInstagramやFacebookやYouTubeなどで、世界に向けて自分を表現できるのである。
特に動画の時代に入った今は、すべての若者はインターネットの動画こそが最強のメディアであると認識している。
もちろん、テレビや映画もまだまだ巨大な商業メディアであって廃れることはないが、いずれはインターネットがテレビよりも巨大な影響力を持つようになる。広告に関して言えば、すでにインターネットがテレビを追い抜いた。
一般の人たちだけでなく、すでに多くの芸能人が当たり前に自分のYouTubeの番組を持つようになっているし、すでにテレビを捨ててYouTubeを主力にする芸能人も出てきている。個人としてYouTubeに進出している。
今後、個人なのにテレビ番組のようなスタイルをYouTubeでやるグループも出てくるだろうし、個人がYouTubeでドラマをやることもあるだろう。
テレビの企画は個人がYouTubeに持ち込んで境目が分からなくなっていき、テレビはメディアの中で「ワン・オブ・ゼム(大勢の中のひとり)」に過ぎなくなっていく。
私はまだまだこの現象は「始まったばかり」であって、YouTuberは今の100倍、1000倍に増えるのが順当な動きであると考えている。通信規格も今までよりも劇的に速くなる5Gがいよいよ社会に浸透していくステージに入った。
5Gが通信の中心になると動画を見る環境はますます整備されていくので、個人はもっともっとYouTubeに入り込んでいく。そして、誰もがBlogやTwitterやInstagramをやっているように、誰もがYouTubeをやるようになっていく。
それができるかどうかで、収入が変わって来たり、社会的信用が変わってきたりする時代になっていく。自分を動画で表現でき、メディア化できる人が得する社会になっていく。ただ、内省的な人間にとっては生きにくい時代になっているというのは間違いない。そうした社会の中、私が懸念していることがある……。
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