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第132号 がんばれ!中田翔/中秋の名月とアカナー伝説/露草/ブックレビュー

きっこのメルマガ
  • 2021/08/25
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「がんばれ!中田翔」 巨人に電撃移籍した中田翔が、8月22日のDeNA戦に「5番一塁」でスタメン出場し、7回裏、DeNA先発の今永昇太から左翼席上段へ飛び込む特大のツーランをぶちかましました!バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!‥‥ってわけには行きませんよね? あたしの好きなプロ野球や競馬は、好き嫌いや興味のあるなしがハッキリと分かれる趣味のため、このメルマガではできる限り取り上げないようにして来ました。しかし、今回、あたしの応援している北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)で、大変な事件が起こってしまい、さすがにファンとしては素通りできなくなってしまいました。そのため、プロ野球に興味のない人には申し訳ないのですが、今回の「前口上」で取り上げさせていただきます。 8月4日、函館で行なわれたDeNAとのエキシビションマッチの前に、日ハムの主砲の中田翔(32)が、チームメイトの後輩に暴力を振るったとして、無期限の謹慎処分となり、一軍、二軍、すべての試合に出場停止となってしまいました。そして、これだけなら「翔がないなあ」で済む話だったのですが、栗山英樹監督が「正直、このチーム(での復帰)は難しいと思っている」と中田翔の退団を示唆する発言をしたため、空気は一気に緊張感を帯びたのです。 栗山監督と言えば、使い物にならないハンカチ王子こと斎藤佑樹を、未だに破格の年棒で囲い続けていることからも分かるように、自分の気に入った選手は徹底的に特別扱いすることで有名です。そして、その栗山監督が、どんなに打てなくても「うちの四番は翔しかいない」と言ってスタメン四番で使い続けたのが中田翔なのです。そんな栗山監督の口から、とうとう「三行半(みくだりはん)」に近い言葉が出てしまったのですから、日ハムファンだけでなく、プロ野球界全体がざわついたのも当然です。 しかし、多くの野次馬たちの興味は、中田翔の去就など二の次で、被害者探しに終始しました。そして、すぐに被害者は井口和朋投手(27)だったと特定されました。複数の報道を総合すると、2人は試合前のベンチ裏で仲良く話していたのですが、何かのきっかけで中田翔がカッとなって井口投手の顔を殴り、続いて胸の辺りを殴り、井口投手は後ろの壁で後頭部を打って脳震盪(のうしんとう)を起こした、という流れだそうです。

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