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1. コラム「タカオカ的ナウい日常」 ─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモdノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます! vol. 83 『ドタキャン』 <本文でお楽しみください> 2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」 ─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。 『期待値のコントロールって?』 よく「期待値コントロール」って聞きますよね。 クライアントや上司から物事を依頼されたときどうやったらよりよい成果物を届けられるか?みたいな話でよく論じられる様です。 ここでいうよりよい成果物とは: (1) 依頼に対して絶対的に素晴らしい内容 (2) 依頼に対して期待以上に素晴らしい内容 の2つに分かれ(大きく言えば)、常に(1)を届けられたら良いのですが必ずしもそうはいかないのでどうやって(2)に到達するかってことになる。 そこで「期待値コントロール」というわけです。 例をあげると、化粧品D2Cへの参入を考えているクライアントから市場調査を依頼された場合、市場の規模と推移・競合状況・今後の展望・クライアントの戦略ポジショニングのオプション、等々と漏れなくダブりなく調べ尽くすことができれば良いのですが、時間的にもリソース的にもそこまではとても無理!という時に少なくともどこまで調べればクライアントの期待値を越えるか、ということになります。 A:「化粧品のD2Cの市場調査をお願いできませんか?」 B:「わかりました!具体的にはどんなデータをいつまでにご要望でしょう?」 A:「1週間後までに市場規模と競合状況、あとできたら我々の勝ち筋の方向性くらいまで…」 B: 「1週間では市場規模と競合状況までかと。それ以上となるともう少しお時間戴けませんか?」 A:「わかりました。まずは1週間でできるところまでで!」 と、まぁ、こんなやりとでしょうか。 太字の返答が期待値コントロールにあたるわけです。 で、最終的に期待値を越えることが目的ですからBとしては ・1週間後に市場規模・競合状況に加えてAの勝ち筋の方向性 まで出すことができればAは「おお!」となるわけです。 (かなり単純化している例です。あげ足とらないよーに笑) 逆に言うと、期待値コントロールの時点で、実際にできることより少し小さくコミットする(この例で言えば本当は1週間で勝ち筋までできそうなのにあえてそこまでは期待させない)ことがコツということになります。 と、まぁ、ここまで書きながら、こんな「コツ」はつまらんなぁと笑 そんなノウハウ的なことより、誠実かつ真っ直ぐに、ここまではできそうだから頑張る!でよいかと思うわけです。

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