第525号
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岩上安身のIWJ特報!
日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速!
日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に!
岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー
外交安全保障編
(その6)
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(その5)の続き
2021年8月15日、米軍が撤退を進めるアフガニスタンで、イスラム主義勢力の
タリバンが首都カブールに「無血入城」し、大統領府を掌握したニュースが世界
を駆け抜けた。アフガニスタンのガニ大統領は国外へ脱出、親米政権は崩壊した
。
中国問題グローバル研究所所長で筑波大学名誉教授、理学博士でもある遠藤誉
氏は、ニューズウィークで、「米軍撤収宣言と同時に、中国とタリバンは急接近
」していると指摘し、「アメリカができなかったことを中国が成し遂げ、中国が
世界の趨勢を握ることにつながる」という見解を示している。
※タリバンが米中の力関係を逆転させる(ニューズウィーク日本版、2021年8月1
5日)
https://bit.ly/3gCRrt8
遠藤氏によると、7月26日に米中の外交トップレベルの会談があり、その2日後
には中国の王毅外交部長とタリバン代表団が会談し、「カブール陥落」後のアフ
ガニスタン再建、中国からの経済支援や投資、テロ対策などを話し合ったという
。地政学的に重要なアフガニスタンと中国との接近は、中国が推進する広域経済
圏構想「一帯一路」の完成に大きく貢献することになり、同時にアメリカの覇権
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