こんばんは!
年金アドバイザーのhirokiです。
年金計算をする時になんだか難しそうな数字がいっぱい出てきますよね。
記事にする時に、たまに読者様が頭を痛めてるのではないかと心配になる事があります^^;
僕も随分、年金って面倒な事が多いなあと泣きたくなる事も多かったからですね。
結局はお金の話なので数字が多いのは避けて通れないのかもしれませんが…
なので書きながら、もしかするとこの辺は理解しにくいかもしれないから、できるだけ補足説明をしたほうがいいかなあというふうに考えます。
とはいえ毎回補足してたら話がズレたり、字数を圧迫してしまうので時々に補足を入れたりします。
年金でふと感じる事があると思うんですが、年金に使われてる数字って何?って思う事は無いでしょうか。
7.125とか5.481みたいな厚生年金計算での数字はなぜそうなのかと。
もっとシンプルな数字で、わかりやすいものにはできなかったのかと。
もちろんこれにも意味があって、年月が変わるごとに今のような数字になっていきました。
7.125は平成15年3月までの厚生年金記録に使う数字ですが、5.481は平成15年4月以降に使う数字。
今に至るまでの経緯を復習していきましょう。
このような変化までの過程を押さえておく事は非常に重要です。
さて、厚生年金の給付水準を考える時は、昭和48年に遡るのですが、ここでその後の年金の給付のあり方が大きく変わる改正がありました。
それは夫婦の年金は、現役時代の男子平均賃金の60%の給付を目指そうという事になりました。
これをよく所得代替率といいます。
当時は夫が厚生年金に加入して働いて、妻は家で専業主婦というのが一般的な家庭でした。
サラリーマンや公務員の専業主婦は昭和61年3月までは何も年金に加入しなくてよかった時代なので、妻は無年金で構わないという考えでした。
なので、夫が将来貰う厚生年金が老後の夫婦の生活を見る事になり、その夫の厚生年金は現役時代の60%台の給付にしますという事ですね。
昭和48年までは現役時代の何%を給付するという考え方は存在せず、
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