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2021年9月10日号(Vol.177)-交渉人が直面する倫理のジレンマ&変遷する米中対立の形?!

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第177号(2021年9月10日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもお読みいただきありがとうございます。 また、コメントやご質問、ご相談も頂戴し、本当に嬉しいです。 今週号のメルマガですが、 まず【1】のコーナーでは、今週から、 交渉・コミュニケーションの際に必ず直面するジレンマである 【ネゴシエーターは真実を伝えるべきか】 という倫理観についてお話しします。 交渉や商談において、自身に不利になるかもしれない情報を伝えるべきか否かという状況に立たされた時、 皆さんならどうされますか? 「相手は気づいていないのだから、黙っておこう。」 と思うか、それとも 「ネゴシエーターは常に真実を伝えるべきである。」 と思うか。 Negotiator’s Ethicsと言われる問題で、それはよく撞着語法・矛盾語法ではないかと揶揄されるのですが・・・。 内容は、本編をお楽しみに。 次に、国際情勢ですが、今週もいろいろな動きがありました。 その中でも特筆すべきは【混乱極まるアフガニスタン情勢】についてだと思います。 それを決定的にしたのが、今週行われたタリバンによる“暫定”政権の閣僚の発表です。 約30名にわたる閣僚はすべてタリバンの幹部によって占められ、 前政権のメンバーや女性が加わることはなく、欧米からテロリスト指定されている人物まで混じっています。 当初は融和を訴えていたタリバンによる欧米への宣戦布告とも言えるでしょう。 【2】のコーナーでは、主にアフガニスタン情勢に触れつつ、世界で進む米中対立の新しい段階についてお話いたします。 今回もいろいろなお話しをしますが、どうぞお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★

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  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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