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【痛くない死に方 2021年第36号】アビガンとイベルメクチン、同じ運命なのか?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2021/09/10
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2021年 第 36 号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 こんばんは。長尾和宏です。 第5波が少しずつ収束しつつあるようです。 しかし、以前にこのメルマガでお伝えした通り、すでにもう、 次の変異株が虎視眈々と日本上陸を狙っています。 それにしてもラムダ株は、しつこい。そして第6波を起こすのは…、 南米コロンビア~エクアドル由来の、ミュー株?  それとも、北米、ヨーロッパ由来の、イータ株?  いやいや……インド由来のカッパ株? どれが来たところで、もう、やることはあまり変わらない。 カッパ株がきたら頭が禿げそうで嫌だけど、そもそも変異株というのは、 日々、無限にできているのが実情。何千種類、何万種類かもしれない。 その中で、特に大きく変異が認められ、従来のワクチンの効果を検証し なければならないものだけを、WHOは見つけて拾って、新たな(ヘン テコな)名前を、つけているだけにすぎない。 しかし、皆さんに知っておいてほしいのは、変異株が従来のウイルスより、 必ずしも脅威かといえば、そんなことはないのだ。 僕はこれから、数年かけて、コロナウイルスは、風邪化していくと考えて いる。だから、今までより優しいウイルスができるかもしれない。 台風と同じである。たいしたことないよ、と天気予報で言っていたものが 太平洋側上陸直前に、突然威力を増したり、逆に、次回の台風は甚大な 被害を及ぼすだろう、と言われていたものが、肩透かしのかわいいものだ ったりするのだ。 自然とは、そういうものである。

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