2021年 第 36 号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。
第5波が少しずつ収束しつつあるようです。
しかし、以前にこのメルマガでお伝えした通り、すでにもう、
次の変異株が虎視眈々と日本上陸を狙っています。
それにしてもラムダ株は、しつこい。そして第6波を起こすのは…、
南米コロンビア~エクアドル由来の、ミュー株?
それとも、北米、ヨーロッパ由来の、イータ株?
いやいや……インド由来のカッパ株?
どれが来たところで、もう、やることはあまり変わらない。
カッパ株がきたら頭が禿げそうで嫌だけど、そもそも変異株というのは、
日々、無限にできているのが実情。何千種類、何万種類かもしれない。
その中で、特に大きく変異が認められ、従来のワクチンの効果を検証し
なければならないものだけを、WHOは見つけて拾って、新たな(ヘン
テコな)名前を、つけているだけにすぎない。
しかし、皆さんに知っておいてほしいのは、変異株が従来のウイルスより、
必ずしも脅威かといえば、そんなことはないのだ。
僕はこれから、数年かけて、コロナウイルスは、風邪化していくと考えて
いる。だから、今までより優しいウイルスができるかもしれない。
台風と同じである。たいしたことないよ、と天気予報で言っていたものが
太平洋側上陸直前に、突然威力を増したり、逆に、次回の台風は甚大な
被害を及ぼすだろう、と言われていたものが、肩透かしのかわいいものだ
ったりするのだ。
自然とは、そういうものである。
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