2021/09/13 第439号
最強格闘技解体新書
失われたサバキ技術
芦原英幸が創造した技術それが
サバキであるが、その根幹とされ
る「瞬殺の技術としてのサバキ」
は、すでに失われた技術である。
それは、サバキの根幹となる部分
が感覚的な要素を含みきわめて
習得がむずかしいからである。
現在、芦原会館にはその技術は残
っておらず、単なるフルコンタクト
空手の一流派になった感がある。
初代館長であった芦原英幸は、自分
の長男である英典にその技術を伝承
しようと考えたが、すでに時は遅かった。
芦原は、ALSという病魔に侵され指導
するにも体が動かない状況であったか
らである。
芦原会館のOBたちは、口をそろえて
今の芦原会館の技術は、昔のサバキ
とは大きく変わってしまったと嘆く。
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