こんばんは!
年金アドバイザーのhirokiです。
遺族年金は女子が貰う事が多いですが、男性でももらう事は出来ます。
しかしながら男性が遺族年金を貰ってる事はあまり多い事例ではありません。
これは今までも申し上げてきた事ではありますね。
平成26年4月に、それまで妻と子にしかもらえないはずだった国民年金からの遺族基礎年金が貰えるようにはなりましたが、何かと男性が貰う遺族年金は少ないです。
なぜ女性優位の年金になってるのでしょうか。
一つの理由としては、昭和の時代は夫が厚生年金に加入して30年とか40年ほど働いて、年金受給者になったら夫婦二人分の厚生年金を夫にすべて支払うというのが、昭和の頃の年金制度でした。
厚生年金は夫1人に夫婦二人分の世帯単位の年金を支払うというものでした。
この形だったというのは、今存在する年金問題である国民年金第3号被保険者や、年金水準などを考える時に必要になる知識であります。
サラリーマン家庭だと、女性は家の事を守るものであるという価値観だったので、女性は年金には加入しないでいいかなという考えでした。
そうなると女性は無年金になるけど、夫に夫婦二人分をひっくるめた厚生年金を支払うから、それで夫婦の老後は生活していってくださいよと。
夫が死亡したら、夫の厚生年金を遺族年金として妻に支給して、妻が終身でその遺族年金を受け取ればよいという流れですね。
遺族年金を妻に終身で支給する事で、妻の老後保障の役割もあったのです。
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