[1] 9月3日から日経平均株価が急騰しました
日経平均株価が9月3日から急騰しました。事前の予想では、私
は「28,600円にチャート的な上値抵抗があるので、それを抜くのは
難しいのではないか」と考えていました。また、上に行くにしても、
これまでの半年間が右肩下がりの推移だったことから、「上値は
重く、緩やかな上昇になる」と予想していました。
しかし、菅総理が事実上の退陣を突然表明したことは、かなり
パワフルなポジティブ・サプライズになりました。
チャート的には「28,600円」のところに上値の節目がありました
が、それをあっさりと上に抜けて、とても強い上昇相場になり
ました。
そのような流れを受けて、現在は「選挙相場」の色合いが強く
出ています。
9月13日の終値ベースで、日経平均のEPSが「2,175円」になって
いますので、それ「だけ」を参照すると、(日経平均株価の妥当な
レンジは、通常はPERで14倍~16倍ですので、)日経平均株価の水準
は「『30,450円~34,800円』が妥当」ということになります。
2,175円 × 14倍 = 30,450円
2,175円 × 16倍 = 34,800円
企業業績「だけ」を単純に根拠にするのであれば、日経平均株価
のレンジは「『30,450円~34,800円』が妥当」ということになる
というわけです。
テレビのニュース等でも、証券会社の社員や一般人で、強気の意見
を言う人は「32,000円~33,000円になるんじゃないの!?」と言って
います。そういった強気の意見が後押しして高値を形成しているの
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