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セクシー心理学GOLD 2021-09-15
第678曲
残り寿命は数ヶ月。
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こんにちは。ゆうきゆうです!
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、こんな話をお届けいたします。
あなたは毎日、充実して生きていますか?
それともあまり充実せず、ただ漠然と生活していますでしょうか。
もし後者なら、あなたの気持ちを変える話をしましょう。
◆ 脳腫瘍と宣告された後。
イギリスの作家に、アンソニー・バージェスという人がいます。
作家だけでなく、作曲家でもあり詩人でもあり、様々な活動を行いました。
彼の作家になる契機として、非常にインパクトのあるエピソードがあります。
バージェスは、40歳のとき、脳腫瘍になりました。
「余命は数ヶ月です」
医師の宣告に、彼は絶望しました。
財産もほとんどなく、妻に残せるものは、何もありませんでした。
そのため彼は考えました。
「自分には、作家の才能があるはずだ。だから今から本を書いて、少しでも遺
産を残してあげよう」
ここでバージェス、実は今まで一度も文章を書いてお金を稼いだことはありま
せんでした。
すなわち「作家の才能があるはず」というのに根拠はまったくなく、完全に彼
のカンでした。
しかも残り寿命は、数ヶ月前後。
さらに脳腫瘍で、今後、体すら満足に動かせなくなる可能性だってあるのです。
地獄のような状況の中…いえそのような状況だからこそ、彼は全力で仕事をす
ることを決めたのです。
そしてその数ヶ月の間。
彼は五作もの小説を書き上げました。
しかも。
その期間を過ぎても、彼は死ぬことはありませんでした。
いえそれどころか、76歳まで生きました。
まさに天寿を全うしたのです。
実は彼の脳腫瘍は、再検査したところ、消えていたそうです。
くわえて彼が一生で書いた小説は、70冊以上に及びました。
有名な「時計じかけのオレンジ」も、彼の作品です。
このエピソード、なかなか面白いと思います。
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