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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.723
≪大学入試センター試験2018年 数2B 第1問[2]≫ 2021/9/17
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目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧
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■ 問題
2018年センター試験数2Bより
第1問
[2] cを正の定数として、不等式
x^(log[3]x)≧(x/c)^3 ……{2}
を考える。
3を底とする{2}の両辺の対数をとり、t=log[3]xとおくと
t^[ソ]-[タ]t+[タ]log[3]c≧0 ……{3}
となる。ただし、対数log[a]bに対し、aを底といい、bを真数という。
c=(9の3乗根)のとき、{2}を満たすxの値の範囲を求めよう。{3}により
t≦[チ],t≧[ツ]
である。さらに、真数の条件を考えて
[テ]<x≦[ト],x≧[ナ]
となる。
次に、{2}がx>[テ]の範囲でつねに成り立つようなcの値の範囲を求めよう。
xがx>[テ]の範囲を動くとき、tのとり得る値の範囲は[ニ]である。
[ニ]に当てはまるものを、次の{0}~{3}のうちから一つ選べ。
{0} 正の実数全体 {1} 負の実数全体
{2} 実数全体 {3} 1以外の実数全体
この範囲のtに対して、{3}がつねに成り立つための必要十分条件は、
log[3]c≧[ヌ]/[ネ]である。すなわち、c≧([ハヒ]の[ノ]乗根)である。
※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、対数の底やマーク部分の□は[ ]で
表記しています。
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