日本株式市場は、依然として上昇エネルギーを失うこと無く、
出来高も厚いままです。
しかしながら、今週の日本株式市場では、余りにも急速に上昇し
てきたところで、「中国の恒大集団のデフォルト懸念」が日本株に
も波及、個人投資家による利益確定売りに押される場面もありま
した!
さて、自民党の総裁戦は、支持率アップのための「出来レース」的
な「政治ショー」です。
今週は、14日に河野氏に石破氏と小泉氏が支持を表明、「河野氏
圧勝か?」と思えば、翌々日の16日には野田氏が「当て馬」とし
て出馬表明、一転して「高市新総裁誕生の可能性」が高まってき
ています!!♪
「高市新総裁誕生」ならば、株式市場が最も喜ぶシナリオです♪
自民党支持率アップのために、おそらく今後とも「手に汗握る、
政治ショー」が繰り広げられてゆくものと思われます。
候補者たちが各々吠えれば吠えるほど、総裁選は盛り上がり、
日本株式市場ではご祝儀相場が続くことでしょう。
一方、中国では「恒大産業」がデフォルトすることでしょう。
中国の大型不動産バブルは崩壊するでしょう。
しかしながら、この中国不動産バブルの崩壊が「サブプライム危
機」並みの「グローバル規模の金融システミック危機」に発展する
可能性は低いでしょう。
今後は、30年前の日本の大型不動産バブル崩壊と同じように、
中国では、長く苦しいデレバレッジ時代(=過剰債務の削減に次
ぐ削減の時代)が続き、経済はスローダウンして行くことでしょ
う。
中国は今後習近平国家主席の下で「みんなで貧しくなる」のです。
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