テクノロジーの未来を予測するのではなく、それで社会がどう変わるのかを見通すことが大事　佐々木俊尚の未来地図レポート vol.671

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 佐々木俊尚の未来地図レポート　　　　　2021.9.20　Vol.671 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.pressa.jp/ 【今週のコンテンツ】 特集 テクノロジーの未来を予測するのではなく、それで社会がどう変わるのかを見通すことが大事 〜〜印刷と自動車と電気の発明から、未来予測の難しさを知る 未来地図キュレーション 佐々木俊尚からひとこと EPUBファイル,Kindleファイルのダウンロード先は メルマガ最後に掲載中 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■特集 テクノロジーの未来を予測するのではなく、それで社会がどう変わるのかを見通すことが大事 〜〜印刷と自動車と電気の発明から、未来予測の難しさを知る ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　新しいテクノロジーは、当初はだれも想像もできなかったような影響を社会にもたらします。 　そういう事例としてもっともわかりやすいのは、印刷テクノロジーの発明です。グーテンベルクが15世紀に活版印刷を発明したというのは、教科書にも載っている有名な話です。それまでは重くてデカい羊皮紙に手書きで本を書き写していたのが、薄い紙にいくらでも文字を印刷できるようになった。なので多くの人がたくさんの本を安価に読めるようになりました、バンザイ。