破綻したバブル経済構造
2~3年続く低飛行成長
TPP加盟論で煙幕張る
実現できない数々の条件
中国が、TPP(環太平洋経済連携協定)加盟を正式に申込んだ。取り次ぎ国は、ニュージーランドである。習近平氏は昨年11月、TPP加盟意思を示して以来、半信半疑で受け取られていたが、ついに正式な申込みとなった。
TPPは、高度の貿易自由化(99.9%)などを条件にしている。中国が核とする国有企業には厳しい制限を掛けており、現在の中国の経済体制では加盟が困難である。それにも関わらず、中国はなぜ今の時点で正式な参加申入れをしてきたのか。かえって、それが訝られているほどだ。この申込みには、別の狙いが隠されているだろうという憶測である。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)