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「ダメ元」で申込んだ中国のTPP、狙いは経済混乱の目眩まし 傾く「屋台骨」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/09/20
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破綻したバブル経済構造 2~3年続く低飛行成長 TPP加盟論で煙幕張る 実現できない数々の条件 中国が、TPP(環太平洋経済連携協定)加盟を正式に申込んだ。取り次ぎ国は、ニュージーランドである。習近平氏は昨年11月、TPP加盟意思を示して以来、半信半疑で受け取られていたが、ついに正式な申込みとなった。 TPPは、高度の貿易自由化(99.9%)などを条件にしている。中国が核とする国有企業には厳しい制限を掛けており、現在の中国の経済体制では加盟が困難である。それにも関わらず、中国はなぜ今の時点で正式な参加申入れをしてきたのか。かえって、それが訝られているほどだ。この申込みには、別の狙いが隠されているだろうという憶測である。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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