昨日9月20日、中国では「恒大産業」が事実上のデフォルトに陥
りました!
中国の「灰色のサイ」がとうとう動き始めました!
この「中国恒大集団の事実上のデフォルト」は習近平政権による
「みせしめ(スコープゴート)」に色彩が強く、以前から予測
できていたものでした。
目下の所、この「中国不動産バブルの崩壊」が、「サブプライム危
機」並みの「グローバル規模の金融システミック危機」に発展する
可能性は低いです。
目下の所は、「中国一国の経済成長」だけが大きくスローダウンし
てゆく可能性(危険性)のほうが高いです。
しかしながら、「中国一国の経済成長が大きくスローダウンする
」ことは、海外株式市場にも大きな影響を及ぼします。
まずは、中国国内の不動産業界や建設業界は、債務債務の削減に
次ぐ削減で、今後大変苦しい経営に陥ります。
これに並行して、銅や鉄鋼石などの資源もグローバル規模で安く
なるでしょう。
中国国内の勝ち組富裕層の消費も今後は減退して行くでしょう。
中国は今後習近平国家主席の下で「みんなで貧しくなる」のです。
内外の株式市場では、「中国経済の大幅な減速懸念」から中国と
深く関わってきた企業群の株価は大幅安となることでしょう。
自民党総裁戦に沸いていた日本株式市場とて例外ではありません。
9月21日~22日にはアメリカでFOMCが開催されます。
この日のパウエルFRBは高止まるインフレ率に警戒するかどうか
が要注意。高止まるインフレ率に警戒して、
この日のパウエルFRBはマーケットの想定以上に「タカ派的」に
転じる可能性があります。
中国経済に激震が走る中で、覇権争いに勝利するためにも、FRB
が市場予想に反して「タカ派」に転じる可能性も指摘されてい
ます。
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