Vol.177 グレイ・フランネルについて Part 6
ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術 皆様、いつも御購読いただきまして誠に有難うございます。ここしばらく『グレイ・フランネル』
について書いておりまして、今回はその6回目になります。私自身が最も情熱を注ぎ込んで着てきた
生地なのです。
今まではフランネル、中でも通称『グレイ・フランネル』と一般に呼ばれておりますミディアム・
トーンからややダークな色調カラー・トーンを中心といたしました、不思議と人間が着るに相応しい
温かみがあると申しますか、もしくは血の通った、、、とでも言いたくなる不思議な生地の魅力に
ついてお話をしたい、お伝えしたいという気持ちが強く、その分フランネルという生地につきまして、
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