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133回 弱い女性の人権を認めないタリバン以下の自民党

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
自民党は絶対次の衆議院選挙に勝てると思っているようだ。 総裁選で誰が買ってもマスメディアの寵児になるし、立憲民主党が頼りなすぎるとみているのだろう。 そうとしか思えない人事が、発表された。 今月10日に中村格という警察官僚が警察のトップ(警視総監は地方公務員である東京都の警察のトップである)である警察庁長官就任が内示され、22日に正式に就任した。 この中村という男は、伊藤詩織さんの準強姦事件で安倍元首相の友達のジャーナリストに逮捕状(これは司法機関である裁判所が出すものだ)を握りつぶし、逮捕状の執行直前に、これをストップさせた人物とされる。 私もこの昇進は規定事実だと考えていた。 それより、驚いたのは、中村氏はまだ58歳だから、選挙が終わってから、つまり自民党が勝ち、人事権は自民党にあることを国民が承認してから、承認させると思っていたのに、堂々と選挙前に就任させたことだ。 偉い人の友達だったら、レイプしても逮捕させないというような人間を警察のトップに据えても絶対に選挙は大勝ちできるという読みだろう。 つまり、今回の衆議院選挙は中村格という人物の信任選挙でもある。 女性の皆様(男性だって性被害にあうが)は、そこを心して投票してほしい。 実際、日本のレイプ事件の起訴率は異常に低い。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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