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第661回 いま起こりつつある変化、これは脱資本主義の動きなのか?前編、ニッキーとパーカーの最新予言

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第661回 いま起こりつつある変化、これは脱資本主義の動きなのか?前編、ニッキーとパーカーの最新予言 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事の要約 今回はメインテーマとして、いま起こっているさまざまな変化の背後で進行しているのかもしれない脱資本主義化とでも呼べるような人々の行動の変化について書く。 いま、これから危機の引き金になる可能性のあるさまざまなことが起こっている。中国の最大手不動産のひとつ、「恒大集団」の破綻とそれが引き起こす金融危機の懸念、アメリカの債務上限引き上げ問題決着の失敗によるアメリカの予算枯渇とデフォルト、労働力の慢性的な不足とそれによるサプライチェーンの寸断、そしてそれがもたらす高いインフレのような事態が同時平行で起こっている。これは、これからやってくるなにかの危機の予兆であるかもしれない。 しかしながら、もっと重要なことは、これらの変化、特に労働力不足とサプライチェーン寸断の背後には、 コロナのパンデミック以後に世界各地で起こっている人々の行動の基本的な変化だ。この変化は。もしかしたら資本主義を脱する新しい行動の形式なのかもしれない。 もちろん、こうした行動形式の変化とともに、人々の意識も大きく変化している。これは意識の進化と呼べるほど大きなものではないが、もしかしたら脱資本主義の方向性を指向する変化なのかもしれない。この変化にはもちろん我々も巻き込まれている。記事が長くなるので2回に分けた。今回は前編である。 次に、ニッキーというサイキックが今年の1月にカナダのテレビに出演したときの予言を紹介する。この人物は2019年に新型コロナウイルスのパンデミックを的中させたサイキックだ。次に、いつものクレイグ・ハミルトン・パーカーの最新予言を紹介する。 ▼混乱する世界経済、危機の予感? それでは早速今回のメインテーマを書く。いま、近い将来世界経済の危機の引き金になるかもしれないいくつかの事態が同時進行している。問題が本格化すると、そのどれも深刻な経済危機の原因となりかねない事態だ。それらは、中国の大手不動産、「恒大集団」の破綻、米債務上限引き上げ法案の可決失敗とアメリカのデフォルト、そして労働力不足によるサプライチェーンの寸断と、コントロールの効かなくなりつつあるインフレだ。 これらの動きを見ると、我々は明らかに2019年くらいまでとは大きく異なるコロナ以後の状況に生きている。まずはこれらの個別の問題を見て見よう。 ●「恒大集団」の破綻懸念と金融危機 まず注目されているのは、「恒大集団」の破綻懸念だ。「恒大集団」は中国第2位の不動産開発会社である。中国南部の中核都市、深センに本拠地がある。ここは中国で根強い不動産ブームを背景にマンション建設で急成長し会社だ。いまは中国本土の第2と第3の都市で約1300のプロジェクトを手掛けている。直接雇用の従業員は20万人おり、開発プロジェクトのために毎年雇用される労働者は400万人に上る。また、プロサッカーチームの経営、電気自動車の生産などの方面に経営を多角化している。

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