PART1 Prof.サカキの市況展望
(執筆日時:10月1日1時)
(1) まず9月21日から9月30日までの市場を振り返ります
9月21日には終値で30,000円を割り込みましたが、27日
には少し盛り返して、30,414円まで上がりました。しかし
反落して、30日には29,311円まで下がりました。
この間には、自民党の総裁選があり、事前の想定に反して
岸田氏が選出されましたが、30日の「ご祝儀相場」は「前場
の寄り付き直後だけ」というショボいものになりました。
(30日の午前10時半頃には29,311円まで下がりましたし。)
「河野氏優勢」という事前の下馬評を覆して、岸田氏が
当選したのは、けっこうなサプライズだったはずなのに、
日経平均株価が急騰はせず、こんな感じで、一進一退だ
ということは、岸田新総理に対して株式市場はあまり期待
していないということです。
または、「絶対的な水準がもう高いから、これ以上は
上がってやんないよ」という意思表示かもしれません。
そう考えますと、衆院選に向けた「選挙相場」は、
イマイチ盛り上がらない、といったようなかんじに
なると思われます。
9月14日に、私のオンラインサロンのサイトから配信
した「選挙相場を占う」というタイトルの無料メルマガ
で、過去30年間の衆院選前後の相場を調査分析して、
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