こんばんは。
年金アドバイザーのhirokiです。
厚生年金の月数を計算する時に気を付けなければならない職業の人がいます。
それは船員だった人と炭鉱(坑内員ともいう)で働いていた人です。
過去も事例で何回か取り上げてますが、覚えていらっしゃいますでしょうか^^;
なぜ気を付ける必要があるかというと、厚生年金期間が実際加入した期間よりも多くなったりするからです。
特に平成3年3月までの期間はそのような職業だった人は、厚生年金期間が変化してくるので注意する必要があります。
例えば昭和61年3月までの期間が30ヶ月、昭和61年4月から平成3年3月までの期間の中に16ヶ月あった場合は合計したら46ヶ月です。
ところがその期間が船員や炭鉱で働いていたとなると、昭和61年3月までの期間は3分の4倍して30ヶ月÷3×4=40ヶ月で、昭和61年4月から平成3年3月までの期間は5分の6倍して16ヶ月÷5×6=19.2ヶ月となります。
合計すると40ヶ月+19.2ヶ月=59.2ヶ月となります。
なお、実際に年金を支給する際は1ヶ月未満の端数は1に切り上げて、60ヶ月で年金を支給します。
このように厚生年金月数が割り増しされるので、ややお得感があります。
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