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韓国経済に「SOS」、10月中に家計債務整理案 ウォン危機防止へ全力

勝又壽良の経済時評
  • 2021/10/04
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韓国経済に「SOS」、10月中に家計債務整理案 ウォン危機防止へ全力   チャイナ後退の影響が大 韓国襲う「灰色のサイ」 3度目の金融危機防止策 抑え込む家計債務の急増 韓国は、平静を装っているが大きな時限爆弾を抱えている。中国経済が、不動産企業2位の中国恒大の経営不振によって、不動産バブル破綻の余波を大きく浴びることだ。韓国の輸出入先の1位が中国である。これは、韓国経済を揺さぶるに十分大きな材料である。 これだけでない。韓国国内では、文政権の不動産対策が失敗して住宅価格の暴騰を生んでいる。これに伴い、家計債務が急増しているのだ。ここに、過去の「金融危機」の悪夢がよみがえってくる。輸出危機→金利引上げ→家計破綻→ウォン相場急落→経済危機の勃発である。 この一連の危機連鎖が、過去に起こっている。しかも二度までも、だ。1997年と2008年である。この2回の経済危機では、日本が韓国救済の救済で陰に陽に海外へ働きかけた。だが、次に金融危機が起るとしても、日本はもはや傍観者である。「お気の毒です。早く正常化するのを祈っています」しか言えないのだ。日韓通貨スワップ協定も自然失効したままである。韓国は、日本へ復活を働きかけてくるが、日本は無言を貫いている。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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