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特定秘密 情報戦:週刊アカシックレコード211003

週刊アカシックレコード
■特定秘密情報の情報戦~週刊アカシックレコード211003■ 小誌では、北朝鮮が中国に侵攻することによって始まると想定され る戦争を「中朝戦争」と呼んでいる。 近年、北朝鮮と日米は中国を共通の敵として「敵の敵は味方」の関 係にあった。但し、この「関係」は日米朝3か国の最高レベルの国 家機密情報(特定秘密情報)として厳重に秘匿されて来た。 他方、現在の日本には特定秘密保護法があり、公務員(政治家や官 僚)は、国家機密情報(特定秘密情報)を、それを知るべき立場にな い者に漏洩(ろうえい)すると厳しく罰せられる。 そして、日本では、特定秘密保護法の規定により、どのような情報 を特定秘密情報に指定するかを決める権限も、それをだれと共有す るかを決める権限も、原則として首相が1人で握っている。 そして、中朝戦争の開戦日(候補)は、2016年10月下旬に初めて北朝 鮮によって同年11月6日に設定されて以降、さまざまな理由で約5年 間、数十回にわたって延期されて来た。これらの開戦日(候補)は、 それが設定されると、ただちに北朝鮮から日米に伝達され、日本で は、それを首相が特定秘密保護法に基づいて特定秘密情報に指定す る。 このような外交・安全保障上の特定秘密情報は、日本では、一般的 には、首相によって外交・安全保障政策の立案などに利用される。 しかし、日本の首相は与党(自民党)の党首(総裁)なので、そのよう な情報を国会対策(臨時国会の召集日や代表質問の日程の検討)や選 挙対策(衆議院の解散・総選挙を行う時機の選定)、自民党総裁選対 策などにも使おうと思えば使うことができる。 そして、中朝戦争の開戦直後、中朝戦争に関する特定秘密情報の大 半は“自動的に”秘密指定解除され、日本の首相などの政府高官は それについておおやけに発言することが可能になる。 そして、中朝戦争の開戦直前まで、日本の野党の政治家たちは中朝 戦争に関する特定秘密情報をまったく知ることができない。 中朝戦争の開戦直前まで与野党間に存在する、この決定的な情報ギャッ プ(格差)を利用すれば、日本の首相は一部の野党勢力に壊滅的な打 撃を与えることができる(2021年10月3日頃配信予定)。 _ _

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  • 02年W杯サッカー韓国戦の誤審、04年ソフトバンク球界進出、07年福田内閣誕生を事前に予測した政治経済誌。
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